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CC&Associates 桑田里絵

行く?行かない?

イベント、セミナー、友達からの誘い…


ここに行くか?行かないか?


このどちらを選ぶか?


迷うことありませんか?


私は、いつも迷います。


特に自分で個人で仕事を始めてからは常に迷います。


そこに行った場合どうなるのか?

行かなかった場合どうなるのか?

行くとどれくらい経費がかかるのか?

どれくらい時間がかかるのか?

何時に帰ってこれるのか?

帰ってきてから夕飯を作る時間はあるのか?

それとも今から夕飯の用意をする必要があるのか?

他に影響のある予定はなかったか?

今日の体調で耐えられるか?

かかった経費分の何かを得ることはできるのか?


そんなことを思い巡らせて、迷いに迷ってしまいます。


そして最高にめんどくさくなって、

考えることをやめたくなるのです。

自分の考えが、あまりにも目先のことに囚われているのに

絶望的な思いで対峙させられるからです。



今日も友人から突然遠出の誘いがあり、

でも、仕事のためにやりたいことは山積み。


どうしようか?


めんどうだ。

お金がかかる。

仕事が進まない。

時間がもったいない…


ありとあらゆるネガティブな理由を連ね、

LINEに行けない理由をツラツラと書き始め、

途中まで書いて、

ふと手を止めました。


「何をグダグダ考えてるんだ?」


一緒に行こう、と声を掛けてくれる友がいる。

それはお金では買えない。


書きかけのLINEを消して、行こう、と決めました。



こんなふうに「行こう」と決めて、

重い腰を上げて出掛けてみて、

後悔したことはほとんどありません。


そして、本当は私は、出掛ければ何かがあると、

何か得るものは必ずあるとわかっているのです。



でも、いつも怠け者の自分が顔を出してくる。





昨夜、息子がスティーブ・ジョブズの演説を完コピする、

という宿題をやっていました。

Stay Hungry. Stay Foolish. で終わる、

有名なスタンフォード大学の卒業式での演説の一部です。



When I was 17, I read a quote that went something like: "If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right." It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: "If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something.



”私が17歳のとき、私は次のような句を読みました。 「もし、あなたが毎日を人生最後の日のように生きるなら、いつかまさしく、その通りになる。」 それはとても私の印象に残りました、それ以来33年間、私は毎朝鏡をのぞき込み、自分に問いかけました。「もし今日が人生最後の日だったら、私は今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?」と、そして、答えがNOの日が、何日も続くようなら、私は何かを変える必要があります。”




今朝、

この一文を何度も何度も暗誦しようと格闘する息子を思い出し、

このジョブズの言葉が私の心に浸み込むよう、

下手な悩みを追いやるよう、

願いながら出かけました。



この演説、あらためて読んでみると、

本当に、本当にいいことを言ってます。

いま一度、このスピーチの意味するところを追いかけてみようと、

そう思ったのでした。


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