先日、CAのメンバーの方から「初めて、”キャリアカウンセリングをやってほしい” という依頼をいただいたんです!」とうれしい報告をいただきました。
彼女は、キャリコンの資格を取ったばかりですが、まず名刺を作り、会う人ごとに「こんなことやってるんです」と、自分がキャリアコンサルタントになったこと、キャリアカウンセリングができることを話して、名刺を渡していったそうです。
すると、その中のお一人から突然電話をもらい、「キャリアカウンセリングやってほしいんですが」と言われたそうです。
彼女はまだ料金も決めておらず、どうしていいかわからなかったので、キャリコン養成講座の先生に助けを求め、「まず1分100円で始めなさい。そこから経験を積んで少しずつ上げていけばいいのよ」とアドバイスを受け、ペライチでホームページを作り、初めてのクライアントと会う約束を取り付けたそうです。
また、昨日お話を聞いた研修講師の方は、
時給850円のパート主婦だったのが、コーチングを学び「自分のコミュニケーションがいかに一方的で上から目線だったか!」と思い知って、「これは広めなければ!」と思い立ち、会う人ごとに「私、講師になりたいんです」と話して回っていたそうです。
すると、知り合いから「じゃあやってみる?」と研修会社を紹介されました。
しかし、最初のデビューは散々で、クライアント企業から「来年からあの人クビね」と言われ撃沈。
しかし諦めずに「講師やりたい」「講師になりたい」と言っていたら、コーチング仲間の友人から「自分がやる研修の内容をまとめたいから、相手して」とコーチングの相手を頼まれ、話しているうちに、「それ、私の上司にあなたが説明してくれない?」と言われ、結局、大手スーパーの部長に話して通ってしまい(しかも相手方が提案書を作ってくれて!)、そこからプロ講師への道を開かれたそうです。
このお二人の話には共通点があります。
ひとつは、
自分の夢、やりたいことを憶することなくダレカレとなく口に出して伝えたこと。
もうひとつは、
自分ができるかどうか、より「やりたいかどうか」で行動したこと。
限られた時間の中で、自分の夢を実現していく人は、
「準備がまだだから」「できるようになってから」「私なんてまだまだ」など考えず、憶することなく「私はこれがやりたい」と人に伝えていきます。
そのエネルギーに惹かれて、
「じゃあやってみる?」「じゃあ頼んでみようかな」となるのです。
これはノウハウではありません。
ただ一生懸命、人に話せばチャンスがやってくる?
なんてことはありません。
本当にやりたいことを見つけ、学び、準備して、
大変な思いもして、それでもやりたい!と思ったときに、
初めて心からの「私はこれをやりたいのです」という本物の言葉が出てくるのだと思います。
人が心から真実の言葉を伝えてくれたとき、それを受けた人は心を動かされます。
その力が夢をかなえる力となるのだと思います。
思い通りに生きるには熱が必要です。
熱のある思いさえあれば、少しの勇気で道は開ける。
よく引き寄せだとか言われると思いますが、引き寄せではなく熱、情熱、パッション、この熱エネルギーが人を動かす。
物理の法則と同じなのです。
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